世にも珍しい・・・

〈アイハラフルート/水晶リッププレート〉
〈アイハラフルート/水晶リッププレート〉

今回はフルートについて。だいぶマニアックな話です(苦笑)

 

これ、何だか分かりますか??

そう、フルートの一部分です。この部分を《頭部管》と呼びます。

フルートは3つのパーツを組み立てて奏でる楽器なのですが、この頭部管から息を入れて音を出します!

 

でも何だか普通のフルートと違う気がしませんか??

そうなんです。この頭部管、実はリッププレートとクラウンが水晶で出来ているんです!

(※リッププレート=写真でいうと穴の周りにあるプレート・パーツのこと。クラウン=写真でいうと左端の丸い透明な部分。両方共、通常は管体の素材と同じく洋銀や銀など金属が用いられる。)

 

 

まだ世界のどこにも出回っていなく世界初お目見えの頭部管です!

来月、銀座の山野楽器に展示されるのですが、一足先に写真を撮らせて頂きました。

 

 

この頭部管というところ。フルートの音色はほとんどここで決まると言っても良いくらい大事な部分です。

特にリッププレートのカットの仕方や材質で音色は大きく変わります。

だから、ここだけが銀だったり金だったり、中には象牙や貝などといった珍しい材質が使われていたりするんですね!


リッププレートが出来るまでを少し御紹介します♪

水晶のリッププレートが出来るまで♪

 

水晶の原石です。これを少しずつ削って形にしていきます。

 

少しずつリッププレートの形になってきました。

非常に割れやすい素材の為慎重に作業していきます。

 

だいたい形が出来ました。

あとは歌口を作るための穴を開ける作業です。

 

穴を開け、管体につけ、角度をつけて完成です!

(だいぶ過程を省略しました 笑)

 

 

案外知らない方が多いのですが(私も製作を勉強するまでは知りませんでした。)、

この穴はただポンッと適当に空いているわけじゃないんです。

よーく見ると分かりますが、前後左右上下と穴の中や外が微妙に角度を付けてカットされています。

フルートをお持ちの方は、是非ご自分のフルートの歌口・穴を覗いてみましょう!

新しい発見があるかも知れません(^^)♪

 

 

 

今回はだいぶマニアックな話でしたが。。。最後まで読んでくださり有り難うございました(>_<)

 

 

 

 

kaori nakajima

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フルートのことや、コンサートのお知らせ等、おんがくについて気まぐれに綴ります♪

 

 

笛工房アイハラ

 

すべての製作工程を職人一人で行うアイハラフルート。人々を魅了するフルートの音を求め、日々試行錯誤を繰り返しながらフルートを製作しています。

(→詳しくは笛工房アイハラのHPを御覧下さい♪)

 

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